【ローモバ研究】砲台を目指さない人向け!研究の要不要を見極めろ~目指せ!最強のサポーター~
私個人として研究はそこまで必要な要素だと思っていないのですが、世の中に日本人プレーヤーは研究至上主義的な考え方が蔓延しているように感じます。
基本的に、戦略というのは、何をやって何をやらないのかという「集中と選択」を行うことでしか成り立ちません。
戦略って言葉は「戦うために何を省略するのか?」という意味ですよね。笑
特に研究は一度上げてしまうと取り消しのできない内容です。
これを決めずに「なんとなく時間がもったいないから」という視点で、研究を進めてしまっている場合は、残念ながら無策なプレーヤーと言わざると得ません。
今回は、そんな状態を回避し、あなたのゴールを球出しに置いた場合の研究おすすめ度についてみていきます。
前提条件:球出しに必要な要件とは?
はじめに、戦略を作る上での前提条件を用意していきます。
今回はゴールを球出しとしていますが、あなたが仮に砲台をやっていて、安心できる球出しのメンバーはどんな人かを考える必要があります。
砲台向けの研究についてはこちら⇒【ローモバ研究】2023年版:砲台を目指す方への研究優先順位~リト的研究ランキング~
それが、あなたが目指すゴールとなります。では、その要件はどのようなものでしょうか?
- ラリーや単騎などのカウンターに対応できる
- 多少、無理をしても融通が利く
- 火力を上昇させてくれる
基本的には上記の3つの要件を満たすことができれば、十分なわけです。それぞれ簡単に説明します。
ラリーや単騎などのカウンターに対応できる
砲台が最も嫌がるのは、ミイラ取りがミイラになるになることです。
これはことわざなので、どういうことかというと、攻撃を仕掛けた側が攻撃されて大きな被害を出すことです。
ローモバをやっていて、これほど馬鹿馬鹿しいことはありません。なので、砲台からすると、「やられるなら黙って見ててくれ」ってのが本音になります。
なので、そもそもやられにくい城作りが必要となります。
ここにおいて、一部の研究を除いて、圧倒的に装備やアーティファクト、兵数といったウエイトの方が高くなります。
多少、無理をしても融通が利く
次に砲台が嫌なこととして、味方の兵数の被害を気にしすぎて自由度が下がってしまうことです。
もちろん、砲台がメンバーのことを気にかけるのは重要ですが、「兵死なせたら悪いな」で、なにもできなくなってしまうのは本末転倒です。
砲台をやっている人からすると、兵が死んだり、負傷兵が多いことに対して文句を言われるのが最も萎えます。本人自身が自覚していなければ、言う必要はありますが、追い打ちをかける必要はありません。
なので、砲台が失敗したり、たまに無理をした時に「大丈夫、大丈夫!ドンマイ」と声をかけられるように、ゆとりがある城作りが必要です。
ここに関して一部研究を除いて、兵数のウエイトは非常に多くなります。
火力を上昇させてくれる
最後に、砲台にとって嬉しい話です。ここはあくまで+αとして捉えておくべき点です。
もちろん、砲台からすると球出しの質が高くなれば嬉しいですが、ここはお互いに相補的な考えで大丈夫です。
高ティアの兵士を出してもらえる方が戦闘での勝利が得やすくなるというのは、絶対的な原則となります。ですが、ギルドで指定がなければ、それらは許容されていると考えてOKです。
ギルドによって、ガチなのか、ある程度自由なのか、完全に自由なのかが分かれるので、移籍時に確認してゴール設定をすることがおすすめです。
ここに関しては研究のウエイトが大きくなります。
球出しに必要な研究を語る上での着眼点
ここまでの要件について、ひとつの結論を出すとすれば、「基本ベースは研究以外の要素が重要で、上を目指すならやった方が良い研究が出てくる」という着地点が見えてくると思います。
つまり、多くの人が研究を同時並行してやっていますが、これは裏を返せばやりすぎ問題にも発展することになります。
本サイトをずっと見ている人は既にお気付きだと思いますが、パワーが上がれば上がるほど、第一条件の「ラリーや単騎などのカウンターに対応できる」のハードルが高くなります。
詳しくはこちらで解説しているのでチェックしてみてください⇒【ローモバ城構成】強くなりたきゃ領地ミッションは受け取るな!~パワーはただの結果である~
まずは、そんなに強くないレベルの段階で条件①の「ラリーや単騎などのカウンターに対応できる」、条件②の「多少、無理をしても融通が利く」を満たしたのち、初めて条件③の「火力を上昇させてくれる」に取り組めば良いということです。
本記事で、研究の要不要を分けていくにあたって、この考え方に則って進めていきます。
※ここでいう球出しのプレーヤーの定義は「戦闘に参加したい」を叶えるを1つのゴールに設定して、それ以上は状況に合わせて変えていくという形式で城育成を進めます。
研究一覧を確認したい方はこちら⇒【ローモバ研究】研究の基礎と研究ツリー~研究の効果を理解して選択しよう!~
では、本題に参りましょう!
不要な研究4選:「城壁防御」「上級防城」「軍事指令」「上級ワンダー軍事」
まずは、球出しのプレーヤーに不必要な研究を仕分けしていきます。
球出しのプレーヤーにおいて正直やるメリットより、パワーが無駄に上がってデメリットになってしまうものが、以下の4つの研究です。
球出しのプレーヤーにとってやってもかなり無駄になってしまう研究が「城壁防御」「上級防城」「軍事指令」「上級ワンダー軍事」4つです。
無意味な研究「城壁防御」「上級防城」
「城壁関係」の研究はゲーム序盤では機能しますが、時間が進むにつれてほとんど意味を持たないものとなってしまうのはローモバの中でも有名です。
そのため、全てのプレーヤーにおいて無意味な研究と言っても過言ではありません。
一時期は壁罠なんてものも流行りましたが、それはゲームが始まってから1~2年程度に時期のもので、今では壁なんてものは簡単に壊されてしまいます。
加えて、壁が壊れているとドラゴンアリーナの入場制限にも引っ掛かるため、ほとんどデメリットにしかなりません。
詳細はこちら⇒【ローモバドラアリ】ドラゴンアリーナ完全攻略!基本ルールから勝つための戦略
たまに弱い城が攻撃してきて壁の破壊に手間取るようなことはありますが、そんなレベルの初心者ぐらいしか相手にできないのが壁の研究です。
これ無駄にパワーが上がるデメリットと引き換えにやりますか?笑
不要な研究「軍事指令」「上級ワンダー軍事」
「軍事指令」に関しては、ほぼ巣窟に関する研究です。
ミシック装備のアンロックには必要ですが、それ以降は不要です。
付随する研究もハイパワー帯のブースト争いであれば、ちょっと有利程度の効果のものであり、一般的なプレーヤーにとって不要であることが大半です。
巣窟で勝ちたいから進めるという人がいますが、普通に装備やアーティファクトを進めれば難なく巣窟は抜けます。なので、巣窟の研究はもとより不要です。
「上級ワンダー軍事」はワンダー戦においてブーストを高めたり、相手を弱体化させる効果のある研究です。
前提条件として、ワンダー規模が4Mになっていないとそもそもスタートラインに立つことができません。砲台でもないプレーヤーが、ワンダー研究をやって上級ワンダーにも手をだすというのは正直ナンセンスです。
「やるなら砲台目指しましょう」って話なので、一般プレーヤーにとっては不要な研究です。
必須な研究6選:「経済」「軍事」「上級軍事」「軍隊戦術」「召喚獣」「召喚獣の出陣」
球出しがゴールであるプレーヤーにおいて、今度は絶対的に必要な研究はごくわずかですが、以下の6つは必須レベルな研究になるでしょう。
必要とは言え、「経済」「軍事」「上級軍事」「軍隊戦術」「召喚獣」「召喚獣の出陣」の中では、全てやるべきものと部分的にやれば良いもので分かれています。
全項目が必須の研究:「経済」「軍事」
全プレーヤー必須と言いたいんですが、「罠城や資源城なんかはいらないだろ」と言われかねないので、球出し役がやっておくべきとしました。
t4解放をするのに必要な研究に加えて、軍事のアンチブーストは現在のローモバにおいて必須なブーストとなっています。
もし、仮にアンチブーストをやらずにラリーを受けたりすると、とんでもない被害が出ます。そのぐらい重要なので、もはや必須研究となっています。
一部項目が必須の研究:「上級軍事」「軍隊戦術」「召喚獣」「召喚獣の出陣」
「上級軍事」内のクイック換装、才能ストック、編成ストックは基本的に戦闘をする人にとって必須な内容となっています。
戦闘するスタイルによって変わりますが、球出し役も防衛をしなくてはいけないので、これらは準備しておく必要があります。
「軍隊戦術」は陣形の解放は必須の研究です。
陣形が変えられないと、攻められたときがめちゃくちゃ恐ろしいですね。笑
「召喚獣」「召喚獣の出陣」は正直なくても成立はします。
ですが、「まあ、入れといた方が良いよ」って話で、3体までは軽いので進めておくと良いです。それ以上やるかどうかはお好みで。正直、球出しだけなら降臨5体はいらないと思います。
なお、召喚獣4の解放以降の精製スピードアップとは別にやる必要はありません。
選択研究7選:「上級軍事」「軍隊戦術」「魔獣討伐」「部隊武装」「ワンダー戦争」「シギル」「召喚獣の出陣」
ここからは、あなたの球出しとしても着地点からやるかやらないかを決めると良い内容です。
「上級軍事」「軍隊戦術」「魔獣討伐」「部隊武装」「ワンダー戦争」「シギル」「召喚獣の出陣」の7つは選択項目となります。
※必須項目で入っていた研究は以降の項目を進めるかになります。
正直やるべき研究1選:「魔獣討伐」
魔獣討伐の研究は、超特別な城作りをしない限りは全員やった方が良いと言える研究です。
低パワーの極限を極めるような城にしない限りはギルドへの恩恵も大きく、魔獣討伐会への参加もできるため、課金額としては下がりやすくなります。
魔獣討伐についてはこちら⇒【ローモバ討伐会】成長のカギは討伐会?~魔獣討伐会を徹底解説!~
「金の力ですべてをまかなうぜ!」という強い意志の持ち主の方は、不要であるのも事実なので、正直やった方が良いけど、なくても何とかなる研究です。
私のギルドでは、魔獣討伐の恩恵は大きいと捉えて全員やるように指示してます⇒【ローモバギルド政策】ギルドで魔獣ギフトを落とす必要性~ギルド総生産の概念を理解せよ!~
詳細はこちら⇒【ローモバ研究】研究パワーデータ完全ガイド~魔獣討伐編~
受け重視研究3選:「上級軍事」「軍隊戦術」「部隊武装」
球出し役の中でも受けにスポットを当てる城の場合は「上級軍事」「軍隊戦術」「部隊武装」の3つの研究がおすすめです。
「上級軍事はいらないんじゃね?」と思われる方もいますが、派兵を積極的に行っている城の場合、普通に資源が枯渇します。
受けに重要視を置いている場合、連続で敵ラリーを飲むことを想定しなくてはいけません。そんな時に資源が高すぎて回復できないなんてことは、馬鹿馬鹿しいですよね。
その様な背景から入れているのでサブ等で賄えるのであれば、不要です。
現在のゲーム環境下では、受け城においてもt5の量が大きく影響を及ぼしているため、「部隊武装」をやった方が良い研究としています。「軍隊戦術」の呪詛も同様の理由となります。
仮に、低パワー帯に押さえるのであれば、呪詛はいらないかなといった感じです。
球出し特化研究3選:「上級軍事」「シギル」「部隊武装」
「我、最強の球出しマンを目指す」という方は、これらをやりましょう。笑
部隊武装はt5で砲台の火力上げ、シギルは要塞戦での火力上げ、上級軍事は回復資源を少なくエコに球出しという布陣です。
t5解放についての詳細解説はこちら⇒【ローモバ城構成】微課金こそt5を作成せよ!最新城構成を徹底解説~t5解放の道のり完全ガイド~
よくある質問として、シギルとt5どっちが大事ですか?という話です。
結論、どっちも大事です。笑
では、回答になっていないので、詳しく話します。
t5がワンダー戦で8割以下のギルドでは、t5が重要です。しかし、t5が8割埋めるようなギルドであれば、シギルで差が尽きます。
恐らく、シギルいっぱいの兵隊とt5いっぱいの兵隊が同ブースト・同陣形でぶつかったのであれば、t5率が高い方が勝つと思われます。
ですが、これで答えを出すのは早計であり、どちらが大事かというのはナンセンスです。
優先度として語るのであれば、t5が汎用性が高く、兵割の優先度が高いため、t5がおすすめです。
単騎マン向け研究3選:「上級軍事」「部隊武装」「召喚獣の出陣」
球出しがメインだけど、単騎はガンガンやりたいという方は「上級軍事」「部隊武装」「召喚獣の出陣」がおすすめです。
ここでまたも上級軍事?と思われるかもしれませんが、単騎をしようと思った時点でストック関係がいくつも必要になります。
また、私自身が生粋の単騎マンであり、単騎をしまくるととにかく資源がなくなりまくるというのを経験しています。これらを合わせても上級軍事はやった方が良い研究です。
部隊武装で火力を底上げ、召喚獣の出陣は4体で問題ありません。
それよりかは単騎ができる環境に行ける状態かどうかをしっかりを見極め、パワー帯を調整する方が重要です。
t5解放についての詳細解説はこちら⇒【ローモバ城構成】微課金こそt5を作成せよ!最新城構成を徹底解説~t5解放の道のり完全ガイド~
砲台視野研究3選:「部隊武装」「ワンダー戦争」「召喚獣の出陣」
「将来的に砲台もやりたいな~」って思っている人は変に遠回りする必要はありません。最速・最短で進んでおけば問題ないです。
むしろ、寄り道をしている方が無駄な研究をすることになり、研究デブになります。特に「砲台目指したいけど、実力的にどうかな…。」という方は変に遠回りすることで可能性を塞いでしまっています。
レベルの低い相手だったら、充分通用するのに~なんて城は五万とありますよ。ならば、自分がやりたい方向で最短で進みましょう。
砲台向けの研究についてはこちら⇒【ローモバ研究】2023年版:砲台を目指す方への研究優先順位~リト的研究ランキング~
t5解放についての詳細解説はこちら⇒【ローモバ城構成】微課金こそt5を作成せよ!最新城構成を徹底解説~t5解放の道のり完全ガイド~
球出しアカウント実例:研究を絞るメリット
KXRのアカウントは、昔はラリー罠として活用してきましたが、打ってくれなくなったので、現在は球出しのサポート系のアカウントに変更しています。
実際の研究の終了度合いは、以下のようになっています。
上段の星のついた研究はカンストしている研究で、下の段の研究は途中までです。
このアカウントのコンセプトはメンバーの戦闘をサポートしながら、そこそこな戦闘で楽しむというのを目指した状態です。よくある一般プレーヤーとほぼ同じような型ですね!
下段の研究ついては、「召喚獣」レベル4アンロックでストップ、「召喚獣の出陣」召喚獣の編成Ⅳでストップ、「ワンダー戦争」ワンダー戦争連合軍規模Ⅰ未達(カンスト予定)、「部隊武装」t5攻城以外カンスト、「軍隊戦術」特攻陣解放までとなっています。
現在のパワー比率は、以下のようになっています。
上記の研究を進めて現在、4.2億です。ワンダー戦争が終わるとおおよそ5億程度になります。大体8.5億ぐらいですね。
ここから10億弱で、目いっぱい兵を盛って大体40Mぐらいで終了です。研究を絞ればこんな風に兵隊がしっかりといながらパワーの低い城を作ることができます。
そこそこラリーして、そこそこ単騎して、そこそこドラアリも楽しむという人はこのように低パワーに制限する方がメリットが大きいのでおすすめです。
ポジショントークな部分もありますが、ガチで研究をやり過ぎると気軽に戦闘ができるローモバ環境に出会いにくくなりますよ。