【ローモバ戦闘基礎編】戦略と戦術の違い理解していますか?あなたの思っているそれ「戦術」です。
普段、あなたが戦闘でやっていることを説明するにあたって、混同してしまうのが「戦術」と「戦略」です。
まあ、会話等の言語上ではそこまで切り分けて話す必要はないですが、各プレーヤーの認知の上では切り分けておくことをおすすめします。
というのも、戦闘が上手でない人はこの戦略と戦術の違いを理解していないことによって視点が変わってしまうことが多々見られます。
戦闘ができない人や下手な人の多くは、戦略より戦術を重視する傾向が高く、根本的な勝てない理由が分かっておらず、苦手意識を持ってしまっていることが多々あります。
今回は、そんな戦闘における戦略と戦術の違いについてひも解いていきたいと思います。
そもそも「戦略」と「戦術」とは?
ローモバにおける戦略と戦術について語る前に、戦略と戦術の根本的な意味からひも解いていきたいと思います。
戦略と戦術では見ている視点が異なることをまずは理解を深めていきましょう。
戦略とは?
戦略というのは、「ある目的」を達成するために、長期的かつ大局的な視点で計画を練ることを指します。
基本的にマクロな視点での立案が必要で、計画段階における方向性やシナリオを決定付けを行います。
重要となるのは、準備・計画・運用の3つを組み立てることが最低でも必要で、常に目的を達成するまで策定を繰り返していく必要があります。
戦略の分かりやすい例でいえば、売り上げを1000万達成するのに、どのようなロードマップを敷くのかというような視点になります。
織田信長が天下を統一するまでの道のりは戦略ともいえます。
このように戦略というのは、少し広く長期的な目線で作られるものを戦略といいます。
戦術とは?
一方で戦術は、戦略を実現させるための手段のことを指します。
戦術はミクロの視点で、ある局面に対する具体的な作戦や手法を確定させることを指しています。
主にテクニック等の分野がこれに該当することが多いです。
戦術の分かりやすい例でいえば、売り上げを1000万達成するのに、単価を10万円に設定して、ECサイトを駆使して販売を行うなどが挙げられます。
織田信長の主要な戦術として桶狭間の戦いや鉄砲隊などが該当します。
このように特定の局面において結果を出すためのものを戦術といいます。
ローモバのおける戦略・戦術の違い
戦略と戦術の言語的な違いや一般的な認識について理解してもらえたと思いますが、ローモバでは具体的にどのようなものが戦略・戦術に該当するのでしょうか?
ここでは、多くのメンバーが参加するドラゴンアリーナを例に解説していきます。
ドラゴンアリーナで分かる戦略と戦術の違い
端的に語ってしまうとすると、ドラゴンアリーナを例にした場合、レジェンドリーグ昇格は戦略、1戦で勝つために必要なのは作戦、1回の戦闘で勝つのに必要なのが戦術となります。
戦略は先にも述べたように、中長期的なマクロの視点で、計画を練ることをいいます。
レジェンドリーグに上がるために必要な要素はギルドが強くなることだけではなく、対峙する相手が弱くても可能です。
どういうことかというと、要は強い相手の活動時間からずらすことでも勝利しやすくなるということです。つまり、参加する時間も戦略に含まれます。
また、ギルドにメンバーを集めてアクティブ数を増やすことでも数の優位を取ることができるので、このような総合的な視点から練ることが戦略に必要となります。
作戦は対戦相手に対して、どのような手法で戦うのかを判断するのが作戦の領域です。
具体的にいえば、メンバーの動きに関するようなものが作戦に該当します。
強い相手を避けて戦いやすい場所で戦うや、竜骨を狙ってブーストをあげることで局所戦を優位にするなどです。
裏を返すと、同じところをずっと守っていたり、明らかに勝てない格上とわざわざ勝負したりするのは戦略・作戦を理解できていないプレーということができます。
一方で、戦術レベルの話になるともっと具体的で、兵の割合や陣形、ヒーロー、召喚獣の配置などの1戦にこだわったようなものになります。
戦術が大きく効果を発揮する場面は非常に限定的で、互いの力量が互角であったり、格上の場合にしか上手に作用することはありません。
つまり、戦略>作戦>戦術の順で効果が大きくなるということになります。
基本的に勝てないケースの多くは戦略や作戦レベルで間違っていることが多いです。
戦術は熟練しないと難しい
当サイトで戦術に関する話を基本的にあまりしないのは、初心者プレーヤーにとって戦術の理解や実行が難しいというのが理由です。
戦術というのは、いわばテクニックの話です。
テクニックというのは魅力的に聞こえますが、基本的に小さな差をひっくり返すために用いるのは想像に難しくないと思います。
私はテニスを趣味でやっているので、例に出しますが、コントロールや球威がないのにスピンを意識しすぎて弱くなっているプレーヤーというのがたまにいます。
上級者はトップスピンという地面に着いた後に高く跳ねるボールを打ちますが、これはボールがコントロールできて深い位置にちゃんと打てているから相手のプレーヤー位置を後ろに下げることができる技術です。
仮に、ボールが浅いところにしか飛ばなかったら、相手はちょうどいい高さで打ててしまうので、優位性がなくなってしまいます。
このようなことはローモバでも同様に起こります。
例えば、装備が明らかに弱いのに、戦術レベルでの戦いを挑んでも返り討ちに合うだけです。ミシック装備相手にレジェンド装備で挑むみたいな状況です。
このような場合は、そもそも戦う相手を選ぶ戦略レベルの話であるというわけです。
装備差の小さい上級者は戦術で戦うことができます。
戦闘の多くは戦略レベルの話である
今回、このような話をした背景として、初心者プレーヤーの多くが戦術レベルの話ばかりを気にして、「まだ、自分には無理」と判断してしまっているケースが多いからです。
例えば、歩兵ラリーを行う際に、陣形が分からないからラリーをしないみたいなケースです。
確かに、ケースごとの最適は相手の陣形や配置によって変わりますが、ぶっちゃけ明らかな格下であればどんな陣形でも勝てます。
そんなことより、戦闘の一連の流れを体験して素早く相手をゼロードする練習の方が優先度が高いのです。
あくまで、そこ状態を越えてからやっと戦術レベルで「どうやったらもっと被害を抑えられたんだろうか?」を考えていくべきなのです。
単騎をしてゼロードされる前にバリアをされてしまうことが多い人は、明らかに戦略レベルで素早く行動するという部分で欠けているというわけですね。
もっと大きな視点で、1回の戦闘の結果を意識するのではなく、100回トライして70回成功させるような目線で戦闘を行っていかないと上達という意味では難しくなってしまいます。
このトライ回数があって、以前と比べてここを改善してみたという視点で戦術を試してください!
テストで最終問題の回答ができていないのが戦略不足、問題の正答率が悪いのが戦術不足と捉えると分かりやすい。
戦略の理解は行動ファーストで
よく上級者が「とりあえず、突っ込んだらいいよ」という場面は結構ありますよね?笑
あれは何も意地悪でそういうことを言っているわけではなく、1回の行動の方が明らかに知識を入れるより情報量が多くなるからです。
あなたが商品を購入する際に製品のPR文を読むより、体験談や口コミを見るのであれば本質的にそのことを理解しているということです。
実際に、体験した人の声が最終的に導きだした答えが「とりあえず、突っ込んだらいいよ」という言動に集約されているというわけですね。
ブログで情報の発信をしていますが、行動に知識が勝ることがないのが残念な限りです。
まずは攻撃をしてみる。
その後に、手順としてなにが違ったのだろうか?という目線で記事を読んでいただけるとスッと入ってきやすいように思えます。
基本的に戦術レベルの話は当サイトではあまりしていませんので、行動のフィードバックとして基礎編から活用してみてください。
いきなり満点を目指さなくてOK!まずは流れから理解し、すばやく動けることを目指してみてください。