ギルド運営

【ローモバ募集戦略】体系的に学べるローモバマーケティング~ニーズとギルドの仕組みを徹底解説~

【ローモバ募集戦略】体系的に学べるローモバマーケティング~ローモバの市場を徹底解説~
Retry YN

近年では、マーケティングの知識は仕事をする上でも非常に重要となっていますが、実はローモバでも同様のことがいえます。

ローモバのプレーヤーにどんなニーズがあるのか?

どんな不満を感じているのか?

どんな人がプレイしているのか?を考えると実はギルドの戦略から見えてくるんです。

今回はそんなローモバのプレーヤーが求めるニーズについて、一緒に深堀していきたいと思います。

本記事ではローモバのプレーヤーのニーズを深堀してギルドの政策から募集まで落とし込んでいくための基本知識について解説します。

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マーケティングとは?

まずはじめに、マーケティングといわれても普段の生活で使うことがないという人も多いかと思います。

なので、まずは用語から解説して、ローモバではどのようなものが該当するのかをひも解いていきます。ChatGPTからの回答は以下のようになります。

マーケティングとは、企業や組織が顧客のニーズや要望を満たす商品やサービスを開発・提供することにより、顧客満足を追求し、同時に組織の目標達成を目指すための一連の戦略的な活動のことを指します。

マーケティングは以下の主要な要素から構成されています。

  1. 市場調査: 顧客のニーズや競合他社の動向を調査分析し、市場の情報を収集するプロセスです。
  2. ターゲット市場: 企業が狙う特定の消費者層や市場セグメントを特定します。
  3. 製品開発: 顧客のニーズや要望を満たす商品やサービスを企画・開発します。
  4. 価格設定: 商品やサービスの価格を決定し、顧客が納得できる価格を設定することです。
  5. プロモーション: 商品やサービスを消費者に知ってもらい、購買意欲を喚起するための広告や宣伝活動を行います。
  6. 販売チャネル: 商品やサービスが消費者に届くための流通ルートや販売方法を決定します。
  7. カスタマーサービス: 顧客からの質問や苦情に対応し、アフターサービスを提供することで、顧客満足度を高めます。

これらの要素を組み合わせることで、企業は市場で競争力を持ち、顧客との長期的な関係を築くことができます。マーケティングは、ビジネスにおいて重要な役割を果たし、企業の成長と成功に寄与します。

ChatGPT(GPT4)

ちょっと内容が難しかったですかね?かみ砕くとこういう話です。

消費者のニーズにはどんなものがあって、どのような消費者を対象にするのかを決定。

決定した消費者に対して、満足してもらえるであろう商品やサービスを開発。

これを消費者に対してどんな方法で知ってもらうかを考える。

消費者にそれをどのような形で手元に届くようにするのか策定。

継続して利用してもらえるようにサービスの改善をしていく。

この一連の流れを仕組みとして作ることをマーケティングといいます。

マーケティングの語源はマーケット(市場)ということで、よく使われる例は生息する魚です。

具体的には、湖の中に100匹の魚がいるのか、1,000匹の魚がいるのか?

釣り人が5人なのか、100人なのか?

釣り方は餌なのか、疑似餌なのか?

釣れる魚は30㎝なのか、1mなのか?

釣った魚は冷凍して運ぶのか、水槽にいれて運ぶのか?

魚の種類はアジなのか、タイなのか?

このように話すとなんとなくイメージがつきやすくなると思います。ここから話すローモバの市場も同じような仕組みです。

ローモバマーケティング

実際にローモバマーケティングということはありませんが、マーケティングの基礎知識からローモバ用にカスタマイズしたものです。

ロードモバイルという池の中にいる魚(プレーヤー)が皆さんです。ギルドは、その魚を捕まえる業者さんであり、提供するサービスですね。

このようにいうとめっちゃ印象悪いですねw

まあ、例えだと思って許してください。笑

魚を釣るためには、普段どんな生活をしているのか、何を食べているのかを知る必要があります。

同様に、あなたがギルドの運営をしているのであれば、「プレーヤーがどんな楽しみを求めているのか」、「どんなプレイスタイルを望んでいるのか」、「逆にどんな不満をもっているのか」を知る必要があります。

これらを総じてニーズ(需要)というのです。

ローモバにおけるニーズ

ローモバにおけるニーズは心理的観点から大きく分けて3つあります。

  • 自己成長・自己実現の欲求
  • 自己保全・安全維持の欲求
  • 自己許容・負荷軽減の欲求

ざっと、このように分類することができます。成長したいプレーヤーからのんびりとやりたいプレーヤーまでいるのはこれらの欲求からであると私は分析しています。

では、実際のゲームのなかではどのようになっているのでしょうか?

自己成長・自己実現の欲求

まず、一番分かりやすいのはこの欲求です。自身の成長に対して喜びを感じて色んなことにチャレンジしてみたいというプレーヤーです。

このプレーヤーに該当するするのは、バリバリの戦闘民やギルドの運営に積極的なプレーヤーですね。

ギルドにおけるリーダーシップを発揮することや戦闘における砲台が向いているともいえます。しかし、一方でやり方や方向性を自身で決めることができるため、周囲とかみ合わないと軋轢を生んでしまうこともあります。

ここに該当する人は周囲がどのくらい見えているかによって、良いプレーヤーにも悪いプレーヤーにも化けてしまいます。そのため、非常に判断が難しい部分があります。

日本のローモバの人口の中では1~2割ぐらいのがここに当たります。かなりアクティブなプレーヤーが多いのも特徴の一つです。

さらに分類しすることができますが、今回は概要のため、割愛します。

自己保全・安全維持の欲求

この層は安定を求める傾向があります。この層は自身が満足できていれば、大きな変化は望みません。

よく言えば「従順」、悪く言えば「どっちつかず」です。日本のローモバ人口の中では最大多数で6~7割ぐらいがここに該当します。

そのため、ローモバマーケティングでは、最も大きなウエイトを占めています。

自身の安全や快適な環境から自身の望まない環境に変わる時が最も移籍への行動に移しやすいため、この方々の動向がギルドの運営の主軸を決めてしまうといっても過言ではありません。

アクティブにも、非アクティブにもなるため、3つのタイプの中間といえます。

自己許容・負荷軽減の欲求

こちらの層は、自身が最も重要であると考えている層です。

自身の都合で行動するためかなり文句等が出やすい層となります。基本的に自分の負荷となることは極端に嫌がり、放棄するか不満をいうかどちらかの行動に偏ります。

全体を考える余力がなく、自分の権利や意見を主張するものの建設的な意見がないためかなり扱いにくい、または、何も発言せずに自然消滅するのがこの層の特長です。

そのため、変化を求めるギルドでこの層を捕まえてしまうと非常にやりにくく、四苦八苦する原因です。実際、かなり目につくため、印象に残りやすく真剣に考えれば考えるほど、自身の首を絞める結果となる例は数多く存在します。

ローモバでアクティブ度を維持するためにはこの層はキック対象となります。詳細はこちら⇒【ローモバギルド運営】賛否両論!?ギルドからのキックはあり?なし?

環境で3つの分類は変化する

これらの3つのニーズはある程度の分類は可能ですが、明確に分かれるわけではありません。その人が置かれている状況によって変化していきます。

例えば、脱農民をして積極的に戦闘ができるようになるプレーヤーや、その逆の積極的に戦闘していたプレーヤーが急に影が薄くなったりしますよね。

これらはゲーム内の要因もあれば、生活の変化によってもたらされるため、その見極めは非常に重要となります。イメージとしては以下のような図になります。

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プレーヤーのレイヤー

ギルドの内部の状況がメンバー減少に動いた時には、これらのレイヤーのどの層が動いたかが重要となります。

どうしようもないパターンが水色のプレーヤー層で、黄色の層は原因の特定と改善が必要、赤色は下手をするとギルド崩壊と、それぞれ把握することができます。

ギルド運営の円滑化と崩壊のメカニズム

メンバーの変化を慎重に感じ取れるプレーヤーは、ギルドの運営に向いているということができます。また、変化を起こす際には、あえて一石の課題や問題を投げてメンバーがどの層にいるのかを把握することも可能です。

イメージとしては、下記の画像のように変化のない安全圏にいきたい人と変化して成長したい人で綱引きをしていると思うと分かりやすいです。

【ローモバ募集戦略】体系的に学べるローモバマーケティング~ローモバの市場を徹底解説~
ギルド運営のパワーバランス

これは先ほど、紹介したローモバのレイヤーと合致します。変革派と維持派、その中間の安定派の3つの層があることはお伝えしました。

安定派は自身にとって心地の良い方向に意見を傾ける傾向があり、それは基本的に多数決に従います。そして、短期目線での判断しかできないケースが多いです。

※あくまで傾向です。

自身のギルドのプレーヤー層の7割が黄色以上の該当していれば、比較的ギルド運営がしやすく、5割未満になると、もはやコントロールは効かなくなります。

つまり、これがギルド崩壊ですね。ギルドの形態は保っているものの意思決定がされない場合も実質、ギルドとして崩壊しています。

一方で、変化を求める人数が多いほど、ギルドは成長をしていきます。

新規募集が常に必要な理由

ここまで、マーケットのレイヤー、ギルド運営の仕組みやギルドの成長まで深堀りしてきました。ここからは、これらの情報を踏まえて、なぜ、新規メンバーの募集が必要なのか?という点が見えてきます。

モチベーションの維持は意外と難しい

ローモバというゲームは長期的な目線でプレイすることが重要です。その中には、楽しさや、リアルの管理、自衛の徹底などが該当します。

しかし、どんなに強靭な肉体やメンタルを持っている人でも、一瞬の油断でゼロードしてしまったり、ミスを起したりします。そのため、確実にローモバへ意識を保ち続けるというのはかなり難しいことです。

加えて、人間は成長を感じられないとモチベーションの維持をすることは極めて難しくなります。それこそ、ローモバはご飯を食べたり、歯ブラシをしたりと生活の一つに組み込んで、無意識に行えるような習慣化が必要です。

ここまでの話を聞いて、メンバーが減っていくことは当然、起こり得る現象として捉えておかなくてはいけないことが分かると思います。

今、上手くいっているから大丈夫と過信して、募集を止めるというのは、衰退を加速するのと同義なのです。

新たな価値観や向上心は新規プレーヤーがもたらす

また、別の視点からみると新規のプレーヤーが入って来ない状態は、お互いに理解がある状態です。

一見すると良い風に思えるかもしれませんが、これは非常に危険です。この状態になると、偏見が入りやすくなります。経験は時に新たな発見を失くなってしまいます。

これはいわゆる、老害と言われるもので、年齢は関係なく、その分野に詳しいという思い込みが判断を曇らせることを指します。

私のブログでもそうはならないように、なるべく皆さんに考えてもらうような工夫をしてはいますが、必ずそういったことは起こります。

その対策として、積極的に意欲がある人へ入れ替えを行うなどがあります。こういった観点からも新規プレーヤーをどんどん取り入れてギルド自体の老化を防ぐ必要があります。

意欲的なメンバーはそもそも少ない

こういっては何ですが、メンバーの募集をして入って来た人が必ずしも、意欲的なメンバーとは限りません。

新しく入ってきたけど、「会話に入ってこないし」、「声をかけても返事がない」というケースを体験したことのある人は多いと思います。

つまり、この人たちがギルドに入ったとしても実質として、入っていないのと同義となってしまいます。また、こういう人はギルドに所属していることが目的のため、運営には一切関与せず、返答もないためギルドの士気だけが下がります。

こういった人が貯まっていくギルドは、最終的にどんな課題を投げても、誰も意見しないギルドへと変わっていきます。アクティブなプレーヤーほど、動かないギルドにいるのは苦痛です。

こうなるとアクティブ勢が抜けていってしまうため、排除しても余裕があるギルド作りをする必要があります。

そういう意味でもギルド運営を円滑にするために、入りがある状態にしなくてはなりません。

講義のまとめ~ギルド運営は募集が最重要~

本記事では、ローモバの基本となる市場とギルド運営の概念について解説しました。

  1. ローモバは3つのレイヤーに分かれている
  2. ギルドはレイヤー層の綱引きで成長も衰退もする
  3. 綱引きを有利に進めるためには新規募集が必須

今回の内容の大筋は上記となります。ギルド運営をしてくためにはこの3点を前提としたギルド方針が必要です。

また、あくまで成長を目的としているため、のんびりとしたい人はこのレイヤー層のターゲットが変わってきます。ギルドがあれば良いという人は、この逆を行えばよいということです。

今回の内容をしっかりと押えて、次のギルド方針の立案に備えましょう!

次回の講義はプロダクツに当たるギルドの構成要素について解説します。詳細はこちら⇒【ローモバ募集戦略】ローモバマーケティング基礎講座~ニーズからギルド基盤を策定せよ~

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では、また次回おたのしみに~♪

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筆者について
ペンネーム:リト
ペンネーム:リト
ブロガー/コンテンツマーケター
ローモバ歴7年でプレーヤー名:Retry YNで活動をしています。

今では一般的な魔獣討伐ギルドの普及や日本で初の戦闘ギルドをうたった戦闘ギルドDuXの立ち上げなどの経緯があります。

そんな経験からローモバの初心者が戦闘の大海原へ飛び立つ支援のために2021年5月からブログ運営を始めました。

現在はプレーヤーとしての活動よりサポートとしてのメンバーの後方支援がメインです。

本ブログはギルド運営の経験から戦闘ができる城作りの教科書を目指して作成しておりますので、ギルドメンバーの育成や自身の成長にお使いください。

Twitterでたまにイベントを行っているのでフォローして頂けると大変励みになります。
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