ギルド運営

【ローモバコミュニケーション】注意が辛い。対人コミュニケーションの悩み~ギルドは架空の人物~

【ローモバギルド運営】注意が辛い対人コミュニケーションの悩み~ギルドは架空の人物~
Retry YN

今回は、ギルド運営でコミュニケーションに悩んでしまうあなたへ向けて発信したい内容です。

ギルド運営をしているとどうしても人の好き嫌いがでてしまいますよね。

嫌だな~って思う自分に気付いた時点で、その人がやる行為が凄く目についてしまい他の人は仲良くしているから自分の性格が悪いんだろうか?なんて悩むことも少ないと思います。

もう、こればっかりは人間としてしょうがない。でも、所属する以上、表面上は仲良くしなくてはいけません。世知辛いですよね。

そんな悩みに対して、一つの考え方を伝授していきたいな~と思っております。

本記事を読むと、ギルド運営で対人コミュニケーションでお悩みの方を対象に、自身の好き嫌いで判断を下さずに、別の視点で見るための方法をご紹介します。

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そもそもギルドとは?

ローモバをプレイしていく中で、「そもそもギルドって何なんだろうか?」って問いに対して真剣に考えて答えを出している人は少ないのではないでしょうか。

まずは、そこから切り込んで私の答えについてお話していきます。

ローモバにおけるギルドの意味

ローモバにおいてギルドというのは、ローモバライフを楽しく過ごすために集まった人が一緒になってイベントをこなしていく形態の一つにしか過ぎません。

最大100人を収容できる、ただの仮想の空間です。

ものとして捉えるのであれば、100人集められる施設です。この施設の利用方法というの実は多様で、学校にするも会社にするも、ライブ会場にするのも良いわけです。

実際に、ローモバでもギルドは討伐会やサブギルド、メインギルド、イベント用ギルドなどに分けられていますよね。

ひとくちにギルドといっても多様な形態を生むことができます。つまり、ローモバにおけるギルドは人の手が加わって付加価値を付けることで意味を成します。

ギルドは付加価値を付けることで特別となる

ローモバでギルドを成り立たせるものは、そこに意味を持たせるからであるというのは分かったと思います。そこで重要になるのは付加価値です。

付加価値といっても難しく捉える必要はありません。これは化学とちょっと似ています。

例えば、H2Oは水ですよね。Hは水素原子、Oは酸素原子です。原子は性質であり、ギルドであれば人です。HやOといった区分は人の性質を表しています。

これはゲーム内で初期の考え方です。ギルド性質H2Oは、やがて自分がなりたい方向に性質を変えようとしていきます。

例えば、攻撃性を増したいと思えば、硫酸とかですかね。笑

このように自身の性質の方向性を変えることが付加価値となり、集まる人が変化していきます。これがギルドにおける性質です。

ギルドは架空の人物である

ギルドは箱であると話をしてきましたが、付加価値を付けられたギルドは、実は、どんどんと架空の人物に近づいていきます。

合わせて読みたい⇒【ローモバ募集戦略】ローモバマーケティング基礎講座~ニーズからギルド基盤を策定せよ~

組織の集合意識

人間の集合体となったギルドは、多くの人の意識が集まることによって集合体としての意識を持つようになっていきます。これを俗に組織といいます。

分かりやすい例として、都市を思い浮かべてみてください。

東京という都市は首都として政治や経済の中心を担い、物流の中心地にもなっています。そのため、地位や名誉、お金を手に入れたい人が集まってさらに盛り上げていきます。これが都市機能です。

一方、京都は過去の歴史から文化遺産などが多く、観光の名所となり、観光地がたくさんあり、日本の文化的な中心となっています。

これらの都市機能は人が集まったことにより、都市自体がカラーをもっていますよね。

都市はかなり大きなくくりですが、それぞれの地で独自の文化を持っています。人が集まるだけで、このように文化を形成していきます。

それらは、まるで都市自体が人間のように意識を持っているように感じませんか?ギルドの同様に集合意識が生まれていきます。

ギルドと類似する法人の起源

組織としてよく挙げられるのは、会社ですね。会社は一般的に法人とついています。

「法人」は、「法律で定められた人格」の1つで、我々のような一般市民は「自然人」とと区別されています。

株式会社、合同会社、一般社団法人、公益財団法人、宗教法人、共同組合、独立行政法人など全16種が定められています。

これらは基本的に組織としての人格であり、先ほど説明したギルドと非常によく似ていることがわかります。

これらの2つの例から分かるように組織というのは、人格を持たすことができるし、自然と持つことができます。

組織における価値基準がその場の基準となる

ギルドの話をしてきましたが、「それで私の悩みを解決できないよ」って思われているかもしれません。さあ、いよいよ、伏線回収です。笑

ギルドには人が集まることによって、集団意識が芽生えてくることが分かりました。じゃあ、これを利用すべきです。

あなたのお悩みはこうではないですか?

私の価値ではこういう行動や言動をされるのが嫌い。でも、それは私だけで、それを言ったら周囲に悪い空気を与えてしてしまうのではないか?

解決をする術もなく、自身を責めてしまっていますよね。

特に責任感が強くて真面目な人は、自身の判断に責任を感じがちです。そんな人こそ、冷静に判断するために自身の意見」と「ギルドとしての意見」この2軸を持つことが重要です。

人は自身で判断するということに対して、非常に苦痛を感じやすい生き物。だから、その判断をギルドという架空の人物から借りるべきなのです。

そうすることで、自身を守ることに繋がり、謝った判断をしにくくなります。また、ギルドの集団意識から考え、注意するのが適切か判断をすれば、あなたの価値観で選択してることにはなりません。

ギルドにおいて重要なのは、個の意識ではなく、ギルドとしての集団意識です。その人の行動が集団意識を乱すものであれば、ギルドとしては損失です。

著書「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学を確立した、アルフレッド・アドラーもこのように語っています。

判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。

アルフレッド・アドラー

だから、ギルドの価値観を借りて判断すれば良いです。

参考文献:「嫌われる勇気」「劣等感と人間関係」
嫌われる勇気はベストセラーとなっていますが、著者の岸見さんの解釈が大きく反映されており、アドラー心理学を学ぶ入門書としては良いですが、複数の著書を読むことをおすすめします。

集団意識のデメリット

今回は責任感の強く悩んでしまう人を対象に話をしていますので、悪用をする方だと思っていませんが、集団意識にはデメリットも存在します。

それは「集団意識にはそぐわない」と斬新なアイデアや考え方を排除してしまう恐れがあるということです。この状態になることを同調圧力といいます。

日本人は同調圧力が強い国民性です。時にはギルドを良くしようと意見した斬新な考え方を「変化したくない」という理由で受け付けず、排除してしまうことがあります。

集団の変化の歴史には、集団から突出した才能から集団が進化してきた歴史があります。

日本で言えば、源頼朝や織田信長、坂本龍馬などがこれに当たります。これらの人は、日本に新しい時代を迎えるきっかけを作ったという偉業を成し遂げ後に、殺害されています。

突出した才能は変化を与えると共に、価値観を過去のものにしてしまう恐れがあるため、相反する同調圧力によって抹消されています。

ギルドでも突出したアイデアや考え方に対して同じようなことがあるのも事実です。

そして、現代の日本の文化も同調圧力によって才能が潰される文化が浸透してしまっています。

ギルドという集団意識は、ときに新しい考え方に牙を剥くことがないように、ギルドが進化するきっかけになるのか、それとも現状維持を望んで排除しようとしているのか、この点において慎重にあるという側面があることを決して忘れてはいけません。

これは余談ですが、今の日本もまた突出した才能を認め、進化しなければならない時代になっているということを最後に付け足しておこうと思います。

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では、また次回おたのしみに~♪

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筆者について
ペンネーム:リト
ペンネーム:リト
ブロガー/コンテンツマーケター
ローモバ歴7年でプレーヤー名:Retry YNで活動をしています。

今では一般的な魔獣討伐ギルドの普及や日本で初の戦闘ギルドをうたった戦闘ギルドDuXの立ち上げなどの経緯があります。

そんな経験からローモバの初心者が戦闘の大海原へ飛び立つ支援のために2021年5月からブログ運営を始めました。

現在はプレーヤーとしての活動よりサポートとしてのメンバーの後方支援がメインです。

本ブログはギルド運営の経験から戦闘ができる城作りの教科書を目指して作成しておりますので、ギルドメンバーの育成や自身の成長にお使いください。

Twitterでたまにイベントを行っているのでフォローして頂けると大変励みになります。
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